いつも親戚が集まる家。友人が遊びに来る家。人が訪ねてくる家。
どうしてあそこの家には人がたくさん集まるんだろうと不思議に思ったことはありませんか?
じつは意外と調べてみると、それは原因が風水的な要素だったりすることがあるんです。
風水では、人の流れやそこに暮らす人の人気を左右する場所は玄関にあると考えます。
人がたくさん訪れる賑やかな家庭に憧れるならまずは玄関のインテリアに注力しましょう。
玄関のドア
玄関は重苦しくなく、また、重厚でないもののほうが人が訪ねてきやすくなるというのが風水の教えです。
もしも、これから新しいものを取り付けるという方は、素材はステンレスやスチール製の軽くて丈夫な素材のものを。物々しく厳重な扉ではなく、薄い茶系の扉を選ぶと良いでしょう。また、ドアノブは捻るタイプのものより、レバータイプのドアを選ぶと良いでしょう。
玄関マット
黒や濃い色目のデザインは避けて明るくポップなデザインのものを選びましょう。花柄や薄い緑系色、黄色系色、ピンク系色などもおすすめです。訪れる人が清々しい気持ちになるような華やかな柄物がおすすめです。
玄関に絵を飾るのも吉
絵を飾るスペースがあるお家には、花や山、自然の風景など絵画を飾るのがおすすめです。絵柄はできれば春のイメージで、植物の絵画なら花が咲いた状態の絵を飾るのが良いでしょう。
色彩鮮やかで明るい雰囲気の玄関には人の緊張感を取り除く効果があり、友人や知人を招いてホームパーティーなどを開く際にも好印象を与え、「また遊びに来たい家」というイメージを抱いてもらえやすくなります。
靴棚の選び方
靴棚は、訪れる人が、一番最初に見る、家庭の様子です。
散らかっていれば、不衛生なイメージを抱かせてしまいますし、きちんと整理されていれば、清潔感を抱きます。
また、靴棚のなかの様子が見えたほうが、親近感を抱かせやすく、隠し事のない親しみのある家庭に感じやすくなります。
靴棚はさまざまなデザインがありますが、おすすめは、棚の正面が空いていて、中に収納されている靴が外から見えるデザインのものです。もしも中の靴が見えるデザインがどうしても嫌だと言う場合には、外観の一部にガラスが使用されていて、少しでも中が外から見えるデザインのものを選ぶと良いでしょう。
土間のあるべき姿
土間があまりにもキレイに片付けられていると来客した人が警戒して家に上がりづらい雰囲気を醸し出してしまいます。場合によっては玄関で早々と用事を済ませ、帰ってしまうことにも繋がりかねません。あえて、家族のふだん履く靴を土間に並べておくことで、警戒心を無くし、リラックスしてもらうことにつながります。
玄関の照明
まず、外灯ですが、家のサイズに合わせて取り付けるのがスタンダードかとは思いますが、もしもスペースを取れるならこじんまりせず、明るい外灯を付けましょう。薄灯りのものだとどうしても人が入りづらい雰囲気を醸し出し人気が薄れます。
また、内玄関に関しても考え方は同じです。明るければ明るいほど訪れる人に「また来たい」という印象を抱かせやすい家になります。
玄関に手造りの飾り物を置く
玄関には高価なオブジェではなく、手造りの優しいものを置きましょう。生けた花や自分で作った陶器、子供がつくったもの、手造りであれば何でもかまいません。
手造り品は訪れる人に安らぎを与え、同時に家庭のやさしさに触れるものです。
高価なものは玄関には置かない
手造り品が良いイメージを抱いてもらいやすいのに対し、高価な飾り物は、嫌味なアピール、上から目線など。訪れる人に悪印象を抱かせやすいので避けましょう。
玄関に鏡を置く際に気をつけること
風水では、玄関の鏡の位置は右側か左側が良いと言われています。しかし、外から玄関を見た時にあからさまに見える位置に鏡があると凶相です。
とくに玄関を開けて正面の壁に鏡がぶら下げてあったり、壁に鏡を埋め込んである家は、外からの良い気の流れを跳ね返すと考えられており、避けるべき行為です。
せっかく訪れる人も気づかずとも、自然と玄関から立ち去りたくなる気配を放つかもしれません。